考え方をDNAとして引き継ぐ.

 第8回カバキャンプ、来てくれてありがとうございました!

 みんなに事前に配ったしおりの「ごあいさつ」のページは読んでくれましたか?改めてそのページに書いていたことを簡単に書いておくと、

みんなには「知的」であってほしいな、と思っています。そして、それに向かって今回のキャンプでは、次の3つを達成してほしいと思っています。それは、

  • 一生懸命やりきること

  • 感動すること

  • 変身すること

です。

という内容でした。

キャンプが終わったいま、自分の素直な気持ちとして上の3つはどれくらいできましたか?

 

「一生懸命やりきること」と「感動すること」はあの日あの場所であのメンバーだからこそできたことなので、今からやりなおすことはどうしてもできません。

でも、「変身すること」は今からでもできます。いやむしろ、カバキャンプのコンセプトからいうと今からやってほしいなと思います。カバキャンプのコンセプトは「ジリツのためにチャレンジし、気づきをもって日常へ帰る」です。だから、「変身すること」はあのキャンプを思い出して、考える材料として、今からやっちゃえばいいのです。ちょっと大きくなれたところはどんなところだろう?これができたらちょっと大きくなれたのにな、と思ったところはどんなところだろう?

 

キャンプが終わって一か月が経ったいま、もう一度思い出してほしいなと思います。ぜひ一度、しおりの空いたページに書いてみてください。もって帰ってきた気づきをスキルや成長に変え、そのちからを発揮する場はいまのあなたの生活です。これができれば、そしてそれがキャンプ中からもしできていれば、それはとってもすごいことだし、とっても生きやすくなることでもあります。

 

 ピンとこない人が多いかもしれませんが、「自分を生きやすくしてあげる」ということは実はとっても大事なことです。大きなことを言うようかもしれませんが、カバキャンプもそのためにやっているといっても過言ではありません。

 

その想いのもと今回は高校生がはじめてスタッフとして参加してくれました。実は彼はカバキャンプの卒業生でもあり、今現在oranjeでまなび続けてくれています。もし彼が僕と同じくらい(だったらいいな)ではないにしても、少しでも共感してくれてみんなと関わってくれていたらこんなにうれしいことはありません。

 

なぜかというと、それは「生き方のDNA」がコピーされているからです。今回参加してくれたみんなにもいつかそんな立場になって、たくさんの子どもたちを「生きやすく」してあげてほしいなと思います。 ちょっと難しい話だったかな笑

 

 保護者のみなさま、今回もご参加いただきありがとうございました。台風の一件もありましたが、当初のメンバーから変更なく実施できたこと、本当に感謝しています。短いプログラムとなり、正直じっくりと成長の種をあたためることはできませんでしたが、それでも彼らの中にその種をたった一粒かもしれませんが蒔くことができたと思っています。また日常の中で、その種を育てるお手伝いができるとなおうれしいと思っています。まだまだ未熟なカバキャンプですが引き続きよろしくお願いします。

 

2023.8.17

oranje代表・CABA camp統括

 

冨永岳(トミー)