自由研究でまなび、自分と向き合う教室


自由研究教室oranjeは、「子どもたちが自由研究をするとどのような成長をするのだろう?」「知的なすがた・探究するすがたってどんなだろう?」とずーっと問い続けてきました.そして、子どもたちとその答えをさがし続け、新しい教育をつくりつづけています.

oranjeを卒業していった子どもたちがいつかその発想で、自分の子や孫を育てていく、そんな「ふつう」の教育をいまつくりたい.

 

新しいまなびの、新しい文化と理論を、みなさんと一緒に.

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  • 「🍫カカオ豆からチョコレートづくり」の日程は「わくわくのトビラ」に掲載されているものから変更されています。詳しくはこちらをご確認ください。(更新日:2024.12.11)

自由研究とは。

自由研究ってなにするの?と聞かれたら語りたいことは山ほどありますが、今ならこんな説明をします.


 身近なものをさまざまな方法で知る活動を「自由研究」と呼んでいます
 たとえば、山にいけばふつうに転がっているドングリあまり興味がないかもしれませんが、いろいろあそんでみると「え、ドングリって奥深いな、、、!」となります
 殻を割って砕いてみたり、ドングリをつかっておもちゃを作ったりすると中から虫が出てきて昆虫と木の実の関係がわかったり、同じようでも全く違ったかたちをしていることに気がつきますドングリから油が絞れるか試したりもしましたクッキーにして食べてみたりもしました味は・・・みんなも実際試してみてください笑

 oranjeにある自由研究はひょっとすると本に載っていたり、インターネットで検索すればわかることかもしれませんでも大事なことは、それらを見て「ふ~ん」と知ったかぶりをすることではなく、あたまとからだとこころで感じて感動したり、一生懸命もっと工夫してみることですそんな時間をいっしょに過ごしましょう

 そして、私たちにとって何よりも一番身近なものがありますそれは、自分自身です

 自由研究をやっているとどうしても「自分らしさ」が出てきますこれは勝手に出てくるし、「自分らしさ」がないひとはいないので、全員必ず出てきますだからこそおもしろいのですが、ちょっと厄介なのは、「自分らしさ」が「ちょっとわかりにくい」ところですでも、自分自身を知ってコントロールできるようになったり、語ってみることができれば、それってとってもいいな、と思うのですだから、究極的には「自由研究は自己紹介」なのです


#高度なまなび家たれ

これまでのまなびから、自立や成熟のためのまなびに必要なエッセンスを見出しました。


ー一生懸命やろうー

受け身でいようと思えばいくらでも受け身でいられる時代。自由とジリツは「やりたいことを一生懸命やる」ことからはじまります。なんとなくからはじめて大丈夫。そこから思いっ切りやってみるのが大事。

ー感動しようー

テクノロジーの進化と合わせて刺激にあふれたいま、大事なのは、心と体と頭をつかい、たくさん感じて考えること。「好奇心がある」といってもいい。自分のセンス・オブ・ワンダーに問いかけよう。

ー変身できるー

やりたいことをやりつづけるために、そして自由でありつづけるために。「もっとも刺激的なものは自分」であるために自らを変え、自らを成長させ、自らを楽しもう。