【アゲハチョウ記録vol.12】次から次へと出てくる疑問

前回の記録で、なんだか知らないけれどアゲハの幼虫がおっきくならない、という疑問が出てきました。

 

なんとなく、元見ていたでっかい幼虫に戻したいなーと思ってたので、出窓での飼育方法とパックでの飼育方法を比べてみるところから始めました。
■空間(運動量)の違い(出窓→広い、パック→狭い)
■エサの供給量の違いの違い(出窓→ミカンの枝をいただいてそこに幼虫がいた、パック→葉っぱを数枚)
■空気の対流量(なるべく自然状態に近づけようと思うと、パックでは対流がないので空気がこもります)
■外部の気温変化(8月26日?、京都市内では少し気温が下がりました。アゲハチョウは暑すぎるとダメなんです。)

 

ぱっと思いつくのはこんなもん。
やっぱいっぱい食べへんとおっきくならんのかな、と思って餌供給量を増やすことにしました。
ただこれ、「あんまり影響ないんちゃうかなー」と思ってたんです。いっつも食べ残しがあったので。
「全部食べろよ、もったいないやんけ」と思ってたんですね。

 

「まぁとりあえず、もっといっぱい入れたろ。食べんかったらもったいないけど、ちゃう方法考えたらいいわけやし」とこんな感じ。

 


そしたら!それはもう食べるわ、食べるわ。
「こないだまで食べきってなかったやんけ!」のツッコミはまぁ当然ですわな。
でも、今回もお残しがあるにはありました。最後まで食べきらないんですね。全体のうち、ちょこっとだけいつも残す。なんでやねん。


でも、体長は大きくなりました!

数見てみないとわかりませんが、これはおそらく仮説としてあっているのでしょう。

 


とりあえず、摂餌量と体長は(たぶん)関係があるのですが、
つぎは、この【いっつもちょっと残す】が気になりますね。

調べてみたいと思います~
(でも、もうぼちぼちアゲハが減り始めるからやばい!笑)

 

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コメント: 3
  • #1

    chuwan (火曜日, 26 9月 2017 12:24)

    アゲハチョウ(特にナミアゲハ)は何頭も飼いました.幼虫の時に体の小さいのもいましたが.蛹からチョウチョになるとそれ程大きさは変わりませんでした.写真で見る限り,我が家で買っていたアオムシと比べると大きさは真ん中程度です.心配要らないと思いますよ.今は彼岸花が咲いている地域が多いようですが,急激に寒くなると蜜の吸える花がなかなか見つからず,大変かも知れません.我が家の経験では,10月中旬に蛹になったナミアゲハは6カ月後の春に羽化しました.春の子で小さめでした.夏の子よりたくさん毛が生えていて可愛かったですよ.

  • #2

    みみ (土曜日, 13 4月 2019 21:54)

    やっぱり毛がありましたか?
    秋の子を羽化させましたが、早すぎて寒い時期でした。
    何だかそのための防寒のように
    羽根に毛が生えていました。モフモフで可愛かったです。

  • #3

    Papilio (日曜日, 27 11月 2022 10:05)

    私は、アゲハチョウと付き合って、50年程。幼少から私を育ててくれたのは、アゲハチョウの存在だった。幼虫を採集して、ミカンの葉を与えて、羽化したナミアゲハに感動した記憶があります。
    昨今の荒んだ毒親、虐め等嫌な事故や事件が多発しております。日本企業もそれらに蝕まれており危機感を持っております。
    子育ては、比較したり、親のプライド、親の人生感覚等を押し付けがちですが、それぞれに生活性格が異なります。アゲハチョウの場合は、産卵されてから、全て自力で成長し「蝶」にならなければならない。自然界は厳しい。
    子供の独立が必要と叫ばれる中、小学校低学年、幼稚園からでも、アゲハチョウの飼育をお勧めしたい。必死に成長して、蝶になって飛び立つ姿は感動します。絶えず自力で生きるのは地球上の生物の宿命であることを教えたいもの。