夏は試行錯誤の季節!?

夏休みも終盤に差し掛かりました。みなさんいかがお過ごしでしょう。

「夏と言えば?」ということで、海にでかけたり、旅行に行ったりした人もいるかと思います。

他にも「夏と言えば、キャンプ」という人もいるかと思いますが、今回はそのキャンプの話。

 

 

先月末、五島列島でのキャンプに行ってきました。
今年の3月にもチョコレートづくりの探究をした、
山梨大学幼児野外教育研究会(略して野外研)が主催するキャンプです。


野外研のキャンプ、実は私も小学生のころ参加者としてその場にいたのですが、
今回はもちろんスタッフとしての参加です。

 

野外研のキャンプは設備など基本的にアレンジされているものはなく、
テントからキッチン(的なもの)から何から何まで自分たちでセッティングするところから始まります。
ちなみに、ゆっくり入れるお風呂はありません。

 

そんなキャンプに実際身を置き、さまざまな経験をさせてもらいました。

どの活動にしても試行錯誤の余地がたくさんあるなぁというのが一口感想。
こういう経験の良いところはたくさんありますが、今回は主に2つを意識することができたと思います。

 

■五感ベースの生活をする
普段の生活では毎日似たようなことが起こり、同じようなものに囲まれて生きているので、
びっくりしたり、なんじゃこれ!?と不思議に思ったりすることはなかなかありません。
しかし、海に潜り、山で食事し、電気や電波のないところで生活することで、むちゃくちゃ五感が刺激されたような気がします。
”はじめて”に向き合うと、より五感が敏感になるのでしょうか。なんだか疲れました(良い意味で)。

 

■生活が凝縮されている(自立の促され方がハンパない!)
とにかく自分で考え、判断し、行動する。
これが徹底されていたと思います。
参加していたのは小学生から中学生。
家にいれば、まだまだ親御さんに頼ることが多いような年頃の子ばかりですが、
ここでは、べったり頼る相手はいません。
もちろん、大人のスタッフはいますが彼らはみんな子どもたちに自立を促します。
自分で、あるいは子どもたち同士で考えたことを大人と話し、実現していく生活です。
きっと頭の中はフル回転で、きっと生活力のベースそのものがワンランク上がって、
たくましくなって帰っていったんじゃないかなぁと思います。

 

 

oranjeの探究や自由研究も見ているところは同じだなぁと思います。
自分で感じたことや考えたことを大事にして、それをベースに活動を自分たちでデザインしていく。
そんなところでしょうか。
まるで探究漬けの1週間弱を過ごしたようで、とても充実した時間だったと思います。

 

自由研究のむちゃくちゃおもしろいネタも仕込んできましたよ!
さっそくやってみよーう、ふっふっふ。