【出張oranje】嵯峨野児童館さんに行ってきました!

先日、嵯峨野児童館さんにお邪魔して探究してきました。
そのレポートです。

 

今回の探究テーマは「キャベツの探究」でした。

小学3年生男子3名と小学1年生女子2名が参加してくれました。

 

 

 

いつものようにお題を発表。

「さぁ、今回はどんな活動になるかな。たのしみ、たのしみっ」
と思っていたのですが、
ぽかーん、とする子がちらほら。

 

半分「そりゃそうか、こんな課題したことないだろうからな…」と思いながら、
もう一度説明を。それから「好きなようにしていいよー◎」と。

 


はじめはかなり戸惑いがあったようですが、何とか各自活動に入りました。
班活動にしたのですが、一つの班は次から次へとしたいことを見つけて成果を創り出していきました。
年齢、性別は混じっていましたが、徐々にコミュニケーションも増えて良い雰囲気だったと思います。

 

もう一班はさっきの班と比べると、ちょっと苦戦かなぁ。という感想。
「何やったらいいのー」としきりに問いかけるすがたが見られました。
あまり介入はしないようにしているのですが、少し整理しながらいっしょにしました。
最終的にはもう一班のアイディアをもらいながら何とか完成。


それぞれの考えや思ったことをもう少し織り交ぜられるとさらによかったかなぁと思います。

 

彼らの日常を知ることなしに進んだことは残念なことの一つです。
日常性を凝縮したテーマに対して、彼らの日常を一気に開放してもらうことができる学びなだけに、
彼らとの日常的な関わりをもてたらなぁと思いました。

 

とはいえ、今回も新しい成果を創ってくれたことは、こちらも楽しめました。
最後の省察でも新しい発見をしてくれた子もいましたし、
活動の幅=考えた幅となって確実に彼らの学びになっていました。

 

今回の学びが彼らにとっての、学びのパラダイムが転換するきっかけになってくれればと思います◎