ちびまる子ちゃんに見る自由研究のテーマ選び

日曜日の夜、テレビを見ていたら、「あ、これ自由研究のテーマにいいかも」と思ったことがありました。
日曜夜といえば、”ちびまる子ちゃん”です。
まる子ちゃんとお母さんのこんなやりとりから始まります。

 

母:まるこー、庭の草むしりしといてくれるー?
まるちゃん:いいよー

(まるちゃん:ゴロゴロしたり、遊びに行ったり)

まるちゃん:(あとでいっか)

 

この辺りで、ザーザー降りの夕立が降った後、夕方家に帰って草むしりをし始めます。

 

まるちゃん:ふっふっふ~ん♪けっこう楽な仕事じゃん。お母さん、終わったよー◎
母:あら、まるこ、ありがとね。実はね、お客さんがくることになったのよ。玄関前もしておいてくれる?
まるちゃん:えぇー、いいけどお駄賃ちょうだいよ(ぐへへ、これでお小遣いゲットだね)

 

草むしりを楽な仕事だと思っているまるちゃんはまた草むしりをすっ飛ばして遊びに行きます。
(後になって、雨が降ったから地面が柔らかくなって引きやすくなっていることに気づきますが、この時点ではまだ気づきません)
同級生の野口さんの家の前を通ると、野口さんも草むしりの最中でした。

 

野口さん:自由研究中なんだ、ふっふっふ

 

だとか。
まるちゃんは、のんきなので、(うちのもやってよ)なんて言いながら、またねー。と去っていきます。
さてさて、遊びから帰ってきたまるこちゃん炎天下のなか草むしりを始めます。

簡単な仕事だと思っていたので、炎天下もへっちゃらなまる子ちゃんです。

と思いきや。。。

 

まるこちゃん:あれ、今日は全然草が抜けないよ。

 

なんて疲れてきたので、ビニールプールを引っ張り出しておうちプールを始める始末。
まぁそりゃしんどいですからね。まるちゃんの気持ちはわかります。
しかも、ひょいひょい抜けるもんだと思ってたのが、全然抜けませんからなおさらです。

と、そんなところへ、野口さん登場。

 

野口さん:何してるの、さくらさん
まるこちゃん:いやー、草むしりしてるんだけれども全然抜けなくて。手伝ってくんない。

 

なんて言いながら、二人で草むしりを始めるのですが、
なんせ野口さんは自由研究してたもんだから、ノウハウを習得済みです。
まるちゃんに伝授してサッサと草を引き終わっちゃいました。

 


と、まぁこんなところです。前振りが長くなってしまいましたが、
野口さんの自由研究テーマのいいところがいくつか出ていたと思います。
ということで、以下「ここを気をつければ、けっこういいテーマかも」というポイントです。

■やりたい、楽しいと思えること・ものをテーマに。
当たり前のようですが、けっこうこれが一番難しかったりするもの。
好きなことを好きなように調べる、なんてそうそう経験の多いことではないと思います。
まる子ちゃんは、お母さんに言われてイヤイヤ(お駄賃をもらって、やっとやる気になって)やっていましたが、
野口さんは少なくともイヤイヤやっている風ではありませんでした。
あの(無表情がちな)野口さんがそっとほくそ笑んでましたから。

 

欲を言えば、放っておいても勝手にやるよね、というのベストです。

 

 

■試行錯誤する余地がたくさんある
野口さんも雨が降れば地面が柔らかくなって抜きやすいことは知っていましたが、
いつも雨が降るわけではないため、”引き方”を試行錯誤していたようです。
どんなことをどれくらいしたのかはわかりませんでしたが、

やったことを整理してまとめればそのまま出せそうな気もします。

 

 

■日常的なものにヒント・ネタはたくさんある
自由研究をするためだけに、わざわざ何かものを買ってきたりどこかに出向く必要はありません。
普段の日常生活の中で自由研究の対象になるものはとても多いのです。
oranjeのパートナーさんにも基本的には日常的なものからテーマえらびをしてもらっています。

 


こんな感じでしょうか。
なんせ、「パパっと簡単に」とはいかないところが、トホホかもしれませんが、
せっかくの夏休みなので、頭と体を使って過ごしてみてはいかがでしょうか・・・?

 

もちろん、oranjeでも自由研究はできるので、随時お申し込み受付中ですよー◎




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oranje代表

自由研究パートナー

冨永 岳

Tominaga Takeshi

長野育ち 御室出身

京都教育大学大学院教育学研究科 卒

京都教育大で、探究学習や自由研究の有用性を見出す。日常性に着目した学びについての研究として、現行の教育とは別視点の教育を提案した。

大学院卒業後、準備期間を経て、地元・京都の御室で探究学習や自由研究で学ぶoranjeをスタート▶ブログ「漫画でいうと第1巻の第1話がすきな代表の話し

■影響を受けた本■
・(新)13歳のハローワーク
・選択の科学

・善の研究

 ■すきなこと■

外遊び。山を走ったり、海で泳ぐのがすき。

あと、カレーが大好き。


 

Special THANKS

oranjeでは、授業の開発や教育研究について様々な方にご支援いただいています。

京都教育大学

理科教育研究室

村上 忠幸

Murakami Tadayuki

兵庫県の県立高校の化学教員を15年間勤め、1999年から京都教育大学理科教育研究室で探究学習の研究をしている。研究テーマは、新しい時代の教育に向けて前仮説段階探究、messing about、マルチプル・インテリジェンス、自己理論化、省察、メンタリングなどのキーワードを用いて「経験からの学び」について検討している。

 

1957年1月11日生まれ

兵庫県北部の養父出身

滋賀県私立教員

小巻 一歩

Komaki Ippo

 大学院で生物の進化に関する教材を研究すると同時に探究学習に興味を持つ。自分がおもしろいと思うこと、興味を持っていることを生徒と共有するのを目標に、現在は滋賀県の私立高等学校で勤務。

oranjeでは自由研究パートナー、授業開発のアドバイザーなどボランティアとしてかかわる。

 

1991年7月12日生まれ

京都市衣笠出身

京都教育大学大学院 教育学研究科 修了