【アゲハチョウ記録vol.10】こんなこともあるのです・・・。

やられました。

 


朝、アゲハチョウのいる出窓を見てみると、
何やら黒いツブツブがブンブンと。

 

”や!ら!れ!た~!!!”

 

と思いました。寄生虫です。

 

アゲハチョウの幼虫には、ハチやハエが寄生するんですね。
幼虫に卵を産み付けて、蛹になったら栄養を吸いきって出てきます。
蛹に1mmにも満たない黒い小さな穴があいているのは、
寄生されて羽化した虫が出てきた証拠です。

 

今回は、きちんとした同定まではしていませんが、ハチだったようです。

念のため、外から来たハチなどではないことを確認するために、
蛹を小瓶に移して一晩しっかり蓋をしておくと、

瓶の中には寄生していた虫がブンブン飛んでます。

 

発見してから目視できる範囲で発見した虫はすべて駆除しましたが、
もしかしたら、飼っている幼虫にすでに寄生していたかもしれません。
寄生されていなければいいのだけど・・・

 

今年はまだハンドペアリングしていないので、外からもらってきた幼虫ばかり。
自然の中でごく自然に起きていることが見れたということはよかったのですが、
やはり、手塩にかけて育てた幼虫がこういうことになってしまうと、

残念な気持ちにはなりますね。

 


くじけず引き続き飼育を続けたいと思います・・・

 

この穴を見たときは、

「や!ら!れ!たー!!!」

とショックを隠し切れず・・・。

はじめ見たときは、

こんなもんじゃありませんでした。

 

そりゃもう、うじゃうじゃと。