教育を”効率”で考えるのは、悪か?

今日は効率のはなし。

 

家事をされてる方はむちゃくちゃ意識することの一つじゃないでしょうか。
はじめにこれをして、次にこれをして、その後これするためにこれをしておいて・・・みたいな要領で。
パターン化と同一としてもいいときもあるかもしれませんね。

 

実は家事に限らず、効率を考えることはとっても大事。
好きなことを好きなようにするためには必須の前段階といってもいいと思います。
主目的を時間的に(無限ではないけれども)気にせず、とことんやるために、ということ。

 


教育に関しても”効率”は本当に大事だと思っています。
ただ、これを言うと時に猛烈バッシングを受けることもあるんですが、
教育でいう”効率”は、機械化・マニュアル化とは全く別のところにあります。

 

効率は、主目的の前段階で考えるべきと先述したので、
教育でいう主目的は、何かを考えないといけませんね。

 

個人的には、教育の目的は、
【それぞれがを自分の豊かさを自覚し、選択に肯定的に生きること】
だと思っています。
ほとんど多くの親は子に幸せになってほしいと願いますもんね。

 

だから「○○ができるようになる」とかは基本的には教育の目的ではなく、
手段になるということです。

 

少し話が”効率”から逸れてきたので戻します。
高度経済成長期には、”何かができる”ことは、
豊かさを得ることができて、選択に肯定感を持てることができました。
(ここでは、「生活の糧を得ることができた」といってもいいかもしれません)

 

しかし、21世紀に入って、
それ”だけ”では教育の目的を達成することはできなくなってきました。
つまり、何か新しい発想を生み出したり、人と協同したり、考え抜いたり・・・とか。
そういうことができないとやばいよー、といわれる世の中・社会になったということです。

 

しかも、これは付け焼き刃では何ともならないものです。
だから、ここで”効率”が大事になる。
何かができること、も重要なのだけれども、それだけではだめだというのであれば、
それを確かに認めて(古きに固執せず)、教育で育むチカラの認識を変えていかないといけない。


まさにパラダイム転換のタイミング(tipping point)を迎えているということです。

だから学習塾じゃない”学び場”がこれから増えてくる、というのはそういうこと。
かつて(いまも)山ほどあった教育イベントのようなことが、
ごく自然に、でも確かに学びとしてある、そんな場が増えていくなぁということですね。

 

そうなったとき、学校の役割はどうなるか、とかそういうのはまたいつか書けたらと思います…。では。

メディア掲載・受賞

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私塾界2019.3(疾風の如く)に掲載

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oranje代表

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冨永 岳

Tominaga Takeshi

長野育ち 御室出身

京都教育大学大学院教育学研究科 卒

京都教育大で、探究学習や自由研究の有用性を見出す。日常性に着目した学びについての研究として、現行の教育とは別視点の教育を提案した。

大学院卒業後、準備期間を経て、地元・京都の御室で探究学習や自由研究で学ぶoranjeをスタート▶ブログ「漫画でいうと第1巻の第1話がすきな代表の話し

■影響を受けた本■
・(新)13歳のハローワーク
・選択の科学

・善の研究

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あと、カレーが大好き。


 

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村上 忠幸

Murakami Tadayuki

兵庫県の県立高校の化学教員を15年間勤め、1999年から京都教育大学理科教育研究室で探究学習の研究をしている。研究テーマは、新しい時代の教育に向けて前仮説段階探究、messing about、マルチプル・インテリジェンス、自己理論化、省察、メンタリングなどのキーワードを用いて「経験からの学び」について検討している。

 

1957年1月11日生まれ

兵庫県北部の養父出身

滋賀県私立教員

小巻 一歩

Komaki Ippo

 大学院で生物の進化に関する教材を研究すると同時に探究学習に興味を持つ。自分がおもしろいと思うこと、興味を持っていることを生徒と共有するのを目標に、現在は滋賀県の私立高等学校で勤務。

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1991年7月12日生まれ

京都市衣笠出身

京都教育大学大学院 教育学研究科 修了