まなびの機会としてのボードゲーム

みんなが毛布を出すように、テントを出してそこで寝てます、どうも冨永です。

 

さて、自由研究を支えるイベントとしてoranjeにはいろいろありますが、

はじめて「ボードゲーム」をそれの一環で行いました。

レッスンαという「ことば」の機会の中での一幕でしたが、率直に「これはいいな」と思う一日だったので、振り返っておきます。

(興奮しすぎて写真撮るの忘れちゃいましたから、文字ばっかです。すみません、、、。)

まず、何と言ってもたのしい

自由研究をやる教室としては、欠かせない「たのしさ」。

ゲームと銘打つだけあってさすがにこれは担保されていました。

みんなたのしそう。

外あそびしてる(nature)とか、

料理してる(DEC)とき

の笑顔と似たものがありました。

第一基準としてクリア

目標がわかりやすい

ゲームのいいところは「勝つ」のがわかりやすい目標になってるところだと思います。

自由研究は、なかなか先が見えづらい中で、「あれかな、これかな」と模索していくような形なので、ちょっと性格が違っていいかなと思いました。

これが次の「考える」ことの道筋の立てやすさになっていたと思います。

ゲームの性質を理解しようとし、考えている

ボードゲームといえばドイツ!かどうかわかりませんが、

今回あそんだものの中にはドイツ(メビウスって会社)製のものがありました。

で、その系列のゲームは得点する方法が何パターンもあったり、

自分はどれがやりやすいかによってもけっこうプレイスタイルが変わってくる。

それからそれから、投資っぽい発想も必要だったりで、難しい。

実際僕もしばらくはルールを把握するのにけっこう時間がかかりました。

 

いちいちルールは説明するんですが、

「とはいえ、やってみないとわからんから一回やってみるか」

ってはじめます。

今回はたまたまやったことがある子たちが来てくれたので、そこはショートカットしましたが、

それでもやっぱり「あれ、どうやっけ?」ってのはある。

 

終わってみて「作戦、どんなだったの?」って聞いてるとそれぞれ話してくれました。

ルールを理解してる範囲では有効な作戦だったり本人にとってやりやすそうな方法で勝ちを目指してました。

逆に、把握しきれていない部分に関してはほぼノープラン。

というか、触れてすらいない笑

 

でも、必死に考えてたんやな―っていう跡は見えたのでいい機会になったと思います。

はじめに「自由研究を支えるイベントとして」と書きましたが、

「論理だてて考え、言語にしてみる」というところでの相性も随分いいと思いました。

不定期開催するのでみんなきてね^^

今回のことを踏まえて、いろいろと授業として作り直す部分はありますが、

機会としての可能性はとってもあるんじゃないかなと思います。

私たちが「レッスンα」でやりたいこととも一致してるし。

 

11月には「研修」と称してボードゲームであそびにでかけてきます。

おもしろいゲームでたくさんあそんで、情報を仕入れて、ドカッと買っちゃおうと思うので、

みんなもいっしょにあそびましょう。


さてさて、

ボードゲームが正式に企画になったり、まなび場としての研究もまた一つ進んだところで4周年を終えることができました。

それもこれもoranjeのまなびの機会に参加し、場づくりをしてくださった方のおかげです。

5周年目もまた新しいことが起きるかもしれません(し、起きないかもしれませんが、起こしていこうという所存)。

またそのときには企画の意図等お伝えしていきたいと思います。

今日からの一年もみなさまとoranjeの「まなびの文化」を作っていきたいと思いますのでよろしくお願いします。