第4回カバ/第1回子カバキャンプ、ありがとうございました!

今回は第1回の子カバキャンプ(幼児)実施しわたしたちも新しい挑戦に取り組むことになりました。

縦割りの参加者の中でどういったものが生まれるのか、や

幼児たちにもできる範囲でチャレンジに取り組んでほしい想いがあったからです。

 

その中でうれしかったこと、悔しかったこと、楽しかったこと、残念だったこと、、、

たくさんあった1泊2日だったので、これまた残しておきたいなと思います。

 

次もできるよう、うれしさと反省の記録として。

 

しあわせな出発と、ドキドキの出発

カバたち(高学年)はoranjeからサイクリングで、

子カバたちは仁和寺前からバスとハイキングで、

それぞれキャンプ地の京北へ向かいます。

 

朝7時半、先に出発したのはカバたち。さぁこれからキャンプが始まるゾと胸を躍らせていると、

とーーーってもうれしいことが。

残念ながら今回はコロナのことで控えます、と勇気をもってチャレンジを控えた子が

「応援に行きたい」と旗をもって見送りに来てくれました。

(こういうの本当に本当に、めちゃくちゃうれしい!来年こそはいっしょに!)

ありがとう。

 

「行ってきます!」と見送った後トミーは、ツノとポン、そして初参加の子カバたちが待つ仁和寺へ。

トミーは今回は超残念ながらサイクリングではなく、荷物運搬係と道案内、道路横断おじさん係です。

 

到着すると、お互い初対面どうしの子カバたちが、

ツノ・ポンにつかず離れず、お母ちゃん・お父ちゃんとつかず離れずで

 

不安満載の顔で待ち構えてくれてました。

 

うん、不安そうだけど、とりあえず元気そうで何より。

 

「お、カバたちが自転車で来たぞー!がんばれーい!」

子カバチームの中にはお兄ちゃんがカバチームでサイクリングしてる子もいます。

お兄ちゃんのすがた、そして他のカバたちのすがたを見て、ちっちゃい声で

がんばれ

と。さあ、こっちもがんばるゾ。

お母さんたちとは思い切ってバイバイし、仁和寺のなかへ一旦アイスブレイクの散歩へ。

これからいよいよ子カバたちも自分たちの冒険が始まります。

 

ここから別々で追っていきますね。(長いぞーーー!)

子カバたちのそれぞれの挑戦

まずは、スタート時点で、「足が虫刺されか何かで足が痒痛い」と言っていた子が大きな選択を迫られました。

バスの中ですっかり打ち解け、(他のお客さんに迷惑にならない程度に)楽しんだ一行でしたが、

足の裏の痒痛さを訴えた子は、ツノたちと話を重ね、この後「ハイキングをするかどうか」を考えます。

子カバはここがメインチャレンジの一つでもあったので、カバチームも悩みます。

しかし、「安全健康」ありきで楽しむカバキャンプ。

ジリツが狙いではありますが困ったら「助けて」と言って助けてもらう、というのがカバチームの支援の行動指針の一つでもありました。

なので、「ハイキングが難しい」と話してくれた子の意見は尊敬の念をもって受け止めます。

「よし、じゃあ、全力で応援しよう、いってらっしゃい!!」

子カバはバスを降りたところから5㎞のハイキング。目標時間は2時間です。

「なんかとんだ!」と思えば草むらに入り、

「なんかおる!」と思えば足を止め、

道のりはなかなか長い。。。笑

お昼休憩を何度かはさみ、

ぐずることもありましたが、それでも何とか歩き続け、ゴールを目指します。

 

予定から遅れること2時間ほど(食事の時間も網羅したので実際そんなじゃないけど)、

いよいよゴールが見えてきます。

(下の写真からあと100mくらい)

足のようすを見ていた子もここで合流し、子カバみんなでゴールを踏むことにします。

さあ、あと、100m行ってらっしゃい!

初の1日30㎞のサイクリングプログラム

参加者の多くは昨年京丹後でも走ったメンバーたち。

去年は2日で30㎞を走破するプログラムでしたが、ようすを見ると、

「1日15㎞だとまだ元気が残ってるな」

「学年も上がり、体力もついたからもう少しチャレンジしてほしい」

との思いで、思い切って距離を伸ばしてみました。

3~4年生がメインになると距離的には今回くらいが目安になるのかなあと思います。

 

実は今回サイクリングにしたのも2年後に琵琶湖一周を企んでいるのもあって、

その力量をチェックしたいなという想いもあったのです。

 

さて、oranjeを出発した一行は子カバたちの前をさっそうと過ぎ去っていきます。

(ほんとは仁和寺バックに一団が過ぎ去るのをドーンと写真撮りたかった。)

コースはひたすら162号線を北上。ほぼ一本道で京北を目指します。

さすがに第1休憩所(4㎞程度)で音を上げる子はおらずさすがの余裕を見せつけてくれます。

ここから山道。横断もあるので気をつけていきましょう。

 

 

実は今回のコース基本的にずーっとのぼり道。

峠後の下り以外はこぎ続けないと前に進まない難コース。

しかも、道は十分広いわけでもなく車どおりは多い。

だからここを走っていけると大体どんなところもサイクリングに一緒に行けるな、と思っています。

難コースも、わざわざ危ないことはせず、逸れることができるところは車通りを避けて裏道を選んで走ります。

あ、道路横断おじさんだ!

5㎞地点。はじめの峠がありますが、ちょっと走りにくいのでショートカット!

(まあショートカットなので急こう配になるんですが、、、笑)

上で待ち受けてると必死で自転車を押してズンズン上がってきます。

次は第2休憩所の高山寺駐車場を目指して気持ちよーく下っていきます。

観光日和なこともあり車が多く、ブレーキを握りながら慎重に下っていきます。

ここで大体8㎞くらいかな。

表情にはまだ余裕がありますが、一つ峠を越えたこともあり少しずつ疲れもたまってきます。

「今どの辺~?」

おなかを膨らませてTシャツの地図から現在地を知ろうとします。

「え!まだ全然やん!」って。

まあそうね笑

でも第1関門は過ぎたから。

再出発し、一つ目のトンネルを目指します。

(このトンネルは避けて通れない)

ここは、比較的まだ新しいトンネルで中も明るく、通りやすいところでした。

トンネルを抜けるとまた裏道に行きます。

1.2㎞あるトンネルを迂回し、ほぼ車の通らない道にそれていきます。

(実際車とはすれ違わなかったんじゃないかな?)

緊張してこいでくれていた子どもたちも解放されて少しリラックスした表情で走っていきます。

裏道の出口はトンネルの出口。

また本線に合流しますが、ここからが第2関門。

道が最も狭く、カーブが多くて見通しもよくありません。

「ここから細いから気をつけて!」

改めて緊張し直してもらいます。

難所を抜けて大原っぱでひと休憩。ここでもうとっくに半分すぎたくらい。

下見のときにも寄って、「トイレ貸してもらえませんか?」って聞いたら、

「その辺の森に入ってやりゃあええよ」と。

はい、そうさせていただきます、、、、笑

マスターともちおはここでバッタにう★こ(ってみんな言ってた)をひっかけられててTシャツがう★こまみれになったそうです。

 

さて、改めて出発した一行は、最後のトンネルに向かって突き進みます。

トンネルを抜けたら梨を食べようね~とちょっと人参ぶらさげちゃいました。

トンネルの名前は「笠トンネル」出口ははじめから見えてるんだけども、

のぼりってこともあって、なかなか進まないのこれが。

僕も下見の下見のとき自転車で通りましたが、こげどもこげども出口が大きくならないでやんの。

みんなは歩いて通ったのでもっと長く感じたのかなあ。

お上品に等間隔で歩いてくるみんなを見てむちゃくちゃホッとしました。

さ、梨だ梨だ。

出発前に差し入れとしていただいて、みんなもぐもぐしゃりしゃり。よかったねえ。

最後の難関「栗尾峠」に向かって飛び出していきました。

栗尾峠は「京北トンネル」が開通したことで京北に行くのに不要になった峠。

ごく最近まで(10~15年くらい?)峠を通ってたんですが、トンネルが通ったおかげで車の場合らくちんです。

今回は逆に栗尾峠が(車以外)通行可になってたおかげで車を避けて楽しむことができました。

(といっても峠なのでむちゃくちゃしんどい)

あとでマスターにもらった写真がこれ。サイコーかよ。

いいなー。自転車乗りたかったな―。

カバポーズしてくれてる子もいてうれしい、、、笑

次は僕もなかまに入れてね。

 

さて、ここをくだれば後は、ほぼ一直線に5㎞の道のりを行くのみ!

この一直線もみんなと走りたかったなあ、、、。

残り数百mのところで、子カバたちと追いつき、同時到着になるのは予期せぬゴールでしたが、全員諦めることなく走破しました。

2020.9.21 7:30スタート、同日14:37分ゴール。

食事の後はお待ちかねの川遊び

サイクリング中お昼も随分過ぎていましたが、「最後まで走ってごはんにする」という合意をとっていたので、カバチームたちはここでお昼ご飯。

いい顔して食べるね。


さ、さ、川行きましょ。

夕食準備もあるので、あまり時間はとれませんでしたが、

それもあってか準備をさっさと済ませ、川へ急ぎます。

そんな焦らなくても川は逃げへんから。

少し日が傾いていたこともあり、

もう夏も終わりだなあ、なんて思いながら「さむい、さむい!」なんて言って川遊びを楽しみました。

これくらいの年の子たちの回復力ってマラソン選手並みだってのをどっかで聞いたことがあるんですが、

ほんまにそうなんやなと実感しました。

「スイーツは別腹なの♡」的なノリで遊んでますが、

大人はみんなびっくりしてるよ?

これまたお待ちかねの夕食づくり、そして、初のビバーク体験

今回は、小麦粉をたくさん用意して、「班ごとに好きなものつくっていいよ」形式にしました。

 

▼こちら餃子班。皮をコネコネやって、包みます。

 

▼ピザ班とうどん班。自由研究で料理やってる子が、ツノがスパイスカレー作ってくれるならナン作りたい!ってことで、ナンも作ってくれました。

発酵させてる間におどったりなんだりしてると、

日も暮れてきまして。

できたら食べちゃおう、ってことでモリモリ食べました。

ツノがつくったカレーも美味しくって、大満足です。

夜はコロナウイルス感染対策もかねて、テントじゃなくてビバークをしました。

ブルーシートをひいて、銀マットひいて、寝袋に入って、タオルケットかぶって、、、。

 

マスターが火をつくってくれて、せめてもの抵抗で暖をとりながら寝っ転がると、、、

満点の星。

僕も久しぶりにじっくり見ることができました。

明かりがほぼないところなので、かなり小さな星も見えます。

「大三角形見える!」

「UFOや!」

なんて、思った通りの反応もしてくれて笑

疲れ切って今にも寝そうな(というか、もうおちてた)子もいたので、プチ夜のつどい。

トミーからちょっとだけお話して1日目を終えました。

 

「カバキャンプの意味を伝えました。明日キャンプカウンセラーとこのキャンプの振り返りをします。まだ眠れない人は、そのことを少し考えながら、静かな夜を静かに楽しんでください。」

(もっとかっこいいこと話せばよかった)

 

キャンプの朝は早い。そして、忙しい。

朝5時半。あたりが明るくなってきたころ、みんな起き始めます。

鳥の声も聞こえてきたね。

帰る日の朝はなんせ忙しい。

まずは、パッキング。ぐっちゃぐっちゃのままではいけません。

なんだったら家に帰ったら自分で洗濯と片付けをしてほしいくらい。

使ってもう要らないものからかばんに入れていきます。

ポイントは隙間を埋めていくこと。

ライジャケなんかもけっこう上手に入っていくもんです。

最終チェックして車に詰め込みます。

合格率は東大入るより低いです。

もっかいやっといで、って。

時系列がどうなってるかちょっとあやふやですが、トミーはここらで昨日の夜仕込んでおいた野菜スープをストーブで温めながら、味噌を放りこんでいきます。

片付け済んだら飲むぞ!

お次はテントの片付け。

朝露で濡れていますが、とにかくたたんでしまわないことには持って帰れません。

袋のサイズを確認し、そこに入るように折りたたんでいきます。

入るように折りたたんだはずですが、やっぱりきちんと入りません。

「だれかそこおさえて」

「こっちも寄せながら丸めないと」

なんて言いながらせっせと丸めていきます。

 

そういや、寝袋はみんな上手に入れてたね。

サクッと終ってて感動しました。

あらかた終われば、一旦お味噌汁で冷えた体をあっためて。

ホッとしてから朝食を食べに行きます。

こちら早朝から合流してくれていっぽくん▼

着くや否や飯炊きにぱしられます。ありがとね。

朝食も小麦からパンを作って食べました。ちょっと発酵が弱かったかな?

レタスとソーセージとチーズをはさんで、ケチャップをかけていただきます。

デザートはリンゴとバナナ。

ソーセージは大人気ですが、一向に減らないが緑の草。

「レタスもたべなさい!」

朝食が済んだら、振り返り。

1泊2日、短いキャンプだったけど、

どんな新しい自分に出会えたか、

そのとき、

まわりにはどんな人がいて、

どんなことをして、

どんなことを感じていたのか。

カウンセラーとしゃべりながら振り返ります。

ちょっと難しかったかな?


つかの間の自由時間の後、

(約一名この後ハマります)

さいごのハイキングに出発!

前日のハイキングのようすから、自由時間を後回しにし、先に出発してしまうことを決めました。

道のりは5㎞。子カバたちは別ルートですが、来た道を戻ることになります。

歩いて、

生き物とって

歩いて、歩いて、

たまに休憩して、

また、歩いて、歩いて、歩いて、

やっとゴール。よくがんばりました。

 

この後、バスに乗ってお母さんお父さんが待つ仁和寺へ。

ぐっすり眠りながら帰りました。

今回も、昨今の状況があってもなお、参加してくれたみんな、

子どもたちの希望を叶えてくださり、送り出してくださった保護者の方、

関係してくれたすべてのひとの感謝いたします。

毎年更新されるチャレンジに、今から来年のチャレンジに胸を膨らませています。

また、みんなとチャレンジできることを楽しみにしています。

 

さて、これにて1泊2日の第1回子カバ/第4回カバキャンプの行程の紹介が終わりとなりました。

もちろん、歯抜けの紹介ですので、詳細はお子さまたちと存分に語り合っていただけたらと思います。

こちらより、改めて統括の冨永からごあいさつを載せさせていただいています。

お手すきの際にでもお目通しください。

本当にありがとうございました。




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oranje代表

自由研究パートナー

冨永 岳

Tominaga Takeshi

長野育ち 御室出身

京都教育大学大学院教育学研究科 卒

京都教育大で、探究学習や自由研究の有用性を見出す。日常性に着目した学びについての研究として、現行の教育とは別視点の教育を提案した。

大学院卒業後、準備期間を経て、地元・京都の御室で探究学習や自由研究で学ぶoranjeをスタート▶ブログ「漫画でいうと第1巻の第1話がすきな代表の話し

■影響を受けた本■
・(新)13歳のハローワーク
・選択の科学

・善の研究

 ■すきなこと■

外遊び。山を走ったり、海で泳ぐのがすき。

あと、カレーが大好き。


 

Special THANKS

oranjeでは、授業の開発や教育研究について様々な方にご支援いただいています。

京都教育大学

理科教育研究室

村上 忠幸

Murakami Tadayuki

兵庫県の県立高校の化学教員を15年間勤め、1999年から京都教育大学理科教育研究室で探究学習の研究をしている。研究テーマは、新しい時代の教育に向けて前仮説段階探究、messing about、マルチプル・インテリジェンス、自己理論化、省察、メンタリングなどのキーワードを用いて「経験からの学び」について検討している。

 

1957年1月11日生まれ

兵庫県北部の養父出身

滋賀県私立教員

小巻 一歩

Komaki Ippo

 大学院で生物の進化に関する教材を研究すると同時に探究学習に興味を持つ。自分がおもしろいと思うこと、興味を持っていることを生徒と共有するのを目標に、現在は滋賀県の私立高等学校で勤務。

oranjeでは自由研究パートナー、授業開発のアドバイザーなどボランティアとしてかかわる。

 

1991年7月12日生まれ

京都市衣笠出身

京都教育大学大学院 教育学研究科 修了