Nature~外遊びのすゝめ~

今の自分は過去のどの自分と似ているのか考えたら

20年以上前、長野の超ド田舎で遊んでたときでした。どうも冨永です。

 

みなさまのおかげで、

やっとこどっとこ3歳になれたoranjeですが、

2歳児のoranjeは何かといろいろはじめてみていました。

 

やっぱり大きな企画はカバキャンプ

それからDEC

それからそれから、Fコース限定のレッスンα

それからそれからそれから、1歳~2歳の間でも細々とやっていたNatureをたくさん実施しました。

(実は、カバキャンプもNatureの一つ)

Natureは今年はトータル13個(カバキャンプ含む)の企画を用意して、

12個実施しました。

(大文字登山は行けなくて本当に残念)

==========

もちろんどの企画もoranjeの

「ゆたかにジリツするための教育」

というコンセプトに則ったものですが、

中でもNatureは群を抜いて「ゆるい」企画です。

なんせ、掛け声が「遊びに行きましょう」だから。

(今後もっとゆるくしていくつもりです。遊びに行きましょうよ。)

 

で、

先日10月26日実施の「泥団子」にて

 

「あ、やっぱしこれくらい『ゆるい』方がいいわ」

と確信したのです。

 

この「泥団子」、企画の時点で

「一切まとめとして用意したものがなかった」

という点で、完全に

「遊びに行きましょう」

を地でいってる回だったのですが、

これが大当たり。

 

終わってから

oranjeチームで少し振り返りをしていたんですが、

そんなNatureには次の3点の良さがありました。

■複雑性が高い

■身体性のみで取り組める(資本からの解放)

■空間的に開放されている

です。

これは普段やっている自由研究でも共通して実現できるところがかなり多く、

自由研究主体の教室としてNatureは大きな意義のある企画だと思いました。

 

さて、個別に見ていきましょう。

複雑性が高い


自然の中にいると、

「なんだかよくわかんないこと」

が山ほどある。

 

専門書を読めばそれぞれのパーツ毎に勉強することはできるかもしれないけれども、

小中学校の教科書”だけ”ではなかなかできない。

しかもそういう教科書に書いてあるようなことが組み合わされて

「目の前」にある。

外遊びするときの環境ってどこを選んでも大体そうなってる。

 

そうなると一気に同時にやってるのが

「観察」と「仮説検証」

 

こないだの泥団子も、

「あそこの土を使ったらどうやろう」

「なんでこれかたまらへんにゃろ」

「サラ粉探さなあかんな」

とかとか。

 

観察ってのは、

「その状況で考えられることを全て出してみる」

「それができるようにあらゆることを試してみる」

こと。

 

あと、それに基づいて、

「試してみる」

「思い通りいかなかったら(うまくいかなかったら)もう一回やってみる」

ことが「仮説検証」です。

 

この二つが自然にできるのは、

外遊びと台所くらい。

(台所、ってのは、DEC(デック)という企画があるので、「朝日新聞に掲載されました(うそです)」を読んでみてください。)

(タイトルをクリック)

身体性のみで取り組める

(資本からの解放)


【身体性のみで取り組める(資本からの解放)】

ここで身体性ってのは

「物理的な自分の体」と「五感」と「エネルギー・モチベーション」と「『自分』の時間」

のこと。

要は、「自分由来の何でも」

「能力とか資質」

と置き換えてもいいかもしれません。

 

一方、資本はというと、

「お金」「ひとの力」「ひとの時間」などなど。

最近は何かとテクノロジーやらITやら言うのでそれも入りますね。

要は、「自分由来でないもの」

です。

 

で、

泥団子とかそういう遊びだと

資本から解放されて、

本人さんの能力と資質で取り組める。

 

例えば、

「これお母ちゃんに作ってもらったんだよー」とか

「Google先生で調べたら泥団子ってこうやって作るんだよー」とか

そんなこと言われちゃったら、

「で、君はどんなのつくったの?」

ってなりますよね?

 

そういうこと。

 

さっき言った「複雑性」を

【「自分で」経験できる】

のが外遊びのいいところ。

 

泥団子でも、

「サラ粉作ってみた」とか

「めっちゃ掘ったらこんな土出てきたで!」とか

たくさん出てきて、

「あーこれこれ、この感じがステキっ!」

となってたわけです。

空間的に開放されている


【空間的に開放されている】

これは以前、

Natureは前向きになれる魔法の企画?

でも書きました。

そのときは、

野外なので、身体的な開放感から「動くこと」そのもののハードルが下がっている

としていましたね。

 

もっとたっぷり書こうかと思ったんですが、

前に書いたのがけっこうよかったので(←)

あんまり語らないことにします。

▼よかったらこっち読んでみてください▼

Natureは前向きになれる魔法の企画?

(感動したエピソードと一緒に書いてありますー◎)



「じっとしてなくていい」

「考える前に動けて、エネルギーが発散できる」

「基本的にお咎めがなくて自由」

あたりがやっぱりポイントになっていると思います。

 

==========

 

以上3点。

■複雑性が高い

■身体性のみで取り組める(資本からの解放)

■空間的に開放されている

は自由研究をやっている我々にとっては、

きっと欠かせない経験になっていると思います。

 

==========

さて、以前のブログで私の研究の話をしましたが、

この辺りを探ってみたいと思います。

つまり、

「遊びに占める野外遊び(に類する遊び)の割合」

「雑談の仕方とそのうまさ」

「自由研究のうまさ」

の関係を探ってみようかなあと思っています。

 

ん?

二つ目の

「雑談の仕方とそのうまさ」

はまだ語ったことなかったですね。

それはまた今度にしますか。

 

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

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コメント: 1
  • #1

    お刺身大好き。 (水曜日, 01 1月 2020 21:13)

    こんにちは、趣味で拝見致しました。
    一般企業で働いておりますが、
    我々のような人にも必要なものを感じさせられた気がします。
    オラニエさんのような活動を通して、シンプルに興味のあることを探求できるような人材が増えてくれるように応援しております!
    気苦労絶えないかと思いますが、頑張ってください!
    陰ながら応援しております。




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oranje代表

自由研究パートナー

冨永 岳

Tominaga Takeshi

長野育ち 御室出身

京都教育大学大学院教育学研究科 卒

京都教育大で、探究学習や自由研究の有用性を見出す。日常性に着目した学びについての研究として、現行の教育とは別視点の教育を提案した。

大学院卒業後、準備期間を経て、地元・京都の御室で探究学習や自由研究で学ぶoranjeをスタート▶ブログ「漫画でいうと第1巻の第1話がすきな代表の話し

■影響を受けた本■
・(新)13歳のハローワーク
・選択の科学

・善の研究

 ■すきなこと■

外遊び。山を走ったり、海で泳ぐのがすき。

あと、カレーが大好き。


 

Special THANKS

oranjeでは、授業の開発や教育研究について様々な方にご支援いただいています。

京都教育大学

理科教育研究室

村上 忠幸

Murakami Tadayuki

兵庫県の県立高校の化学教員を15年間勤め、1999年から京都教育大学理科教育研究室で探究学習の研究をしている。研究テーマは、新しい時代の教育に向けて前仮説段階探究、messing about、マルチプル・インテリジェンス、自己理論化、省察、メンタリングなどのキーワードを用いて「経験からの学び」について検討している。

 

1957年1月11日生まれ

兵庫県北部の養父出身

滋賀県私立教員

小巻 一歩

Komaki Ippo

 大学院で生物の進化に関する教材を研究すると同時に探究学習に興味を持つ。自分がおもしろいと思うこと、興味を持っていることを生徒と共有するのを目標に、現在は滋賀県の私立高等学校で勤務。

oranjeでは自由研究パートナー、授業開発のアドバイザーなどボランティアとしてかかわる。

 

1991年7月12日生まれ

京都市衣笠出身

京都教育大学大学院 教育学研究科 修了