やっとこ夏休みが終わりましたね。
うちのパートナーもずいぶん楽しそうに過ごしていましたが、
みなさんいかがお過ごしでしたでしょう。
oranjeもおかげさまで、
第1回カバキャンプ
(カバキャンプの報告はこちら)
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=331x10000:format=png/path/s2ddfc4f6c6b5ab0e/image/idb731cb2a5d55c8e/version/1567563984/image.png)
第1回DEC
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=239x10000:format=png/path/s2ddfc4f6c6b5ab0e/image/i54b5dab17296497e/version/1567564083/image.png)
と新しい企画が目白押しで
充実した夏を過ごすことができました。
両企画とも盛況のうちに終えることができたのですが、
(DECは開催すら危ぶまれたのはここだけの話)
今回はそのDECについてのお話しです。
DECは、
「自由研究の第一歩」として、
仮説に入る前の段階「前仮説段階」を経験し、
「こういう経験からみんなの自由研究が始まるんやで」
っていう料理の企画でした。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=416x10000:format=jpg/path/s2ddfc4f6c6b5ab0e/image/i1fac41b8b6cddb97/version/1567564671/image.jpg)
当日は、
みんながすきなように動いて、
蓋を開けたら
合わせて20を超えるサンプルを集めることができました。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=416x10000:format=jpg/path/s2ddfc4f6c6b5ab0e/image/i2b2285c6ffb54629/version/1567564606/image.jpg)
すごいなー、と思ったのは、
「すきなように」動きながらも
単にむちゃくちゃに動くのではなく、
それなりに「それらしい動きをなんとなく見据えて動いていた」ことです。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=416x10000:format=jpg/path/s2ddfc4f6c6b5ab0e/image/ia5ba6f5db4aaa5ba/version/1567564902/image.jpg)
ピュアな(社会的に「いい」ものとか、「役立ちそう」とかでない)活動だと、
「あたりをつける」
っていうのはなかなか難しいことですが、
2時間半の間でこの感覚を身に着けながら動いてくれたことは
我々も少し想定外の動きでした。
まぁそのあたりの
「子どもたちの実態」の話しはこれくらいにしておき、
今回はそのDECが新聞に載りましたよ、
って話しです。
まぁそこまで言い切っちゃうとうそになるんですが。
ちょっとのんびりしていた9月3日の午前中、
ふと新聞を見ると、
▼こんな記事を発見しました▼
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=416x10000:format=jpg/path/s2ddfc4f6c6b5ab0e/image/i9061a7d3822fcdd1/version/1567564921/image.jpg)
まさに、DECだな、と思いました。
「身体感覚を用いる科学の第一歩」
「個人単位の科学」
なんてところがまさに、そう。
というか、
まあ都合よくそういう解釈しちゃいましたってことやけど。
「身体感覚を用いる」っていうのは、
「おもしろいなー」と思うことから始めるってのもそうだし、
定性的にやる実験の「量」を決めるときなんかは、まさに身体感覚。
(醤油入れて真っ黒になってるのに、さらに醤油いれようとか思わない)
この定性的ってのが大事で、
「実験」とか「研究」とかっていうと、
すぐに「量を測る」とかの定量的なことをやるんだけれども、
一番はじめにやる(やってるはず)なのは
定性的な活動なはず。
だから「第一歩」。
あとあと、
「個人単位の」ってのが、
自由研究の自由研究たる所以だなーと思っていて、
さっき話しに出た、
「ピュア」なものってのがそこ。
説明会のときなんかは、
「oranjeには特定の方向性があったり、『こういうものを作ってほしい』ってのはない」
って説明してるんです。
(例えば「おなかがぷにょってきてる中年男性向けにプロテインを作ろう」みたいなのはない)
これが「個人単位」ってことで、
要は、純粋に自分の欲求(に近いもの)をテーマとしたらいいよ
ということ。
でした。
DECもそうやけども、
料理は科学するにはもってこいの日常で、
それがこういう記事になってるのはいいなーと思いました。
(しかも、短くて・わかりやすい。最強。)
これもう新聞載ったって事でいいですか?
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