萬平さんに倣う、自由研究的日常

最近いろんなところで

萬平さんを引き合いに出してお話ししてます。

チキンラーメン(というかインスタントラーメン)をはじめてつくった

偉大なる安藤百福さんをモデルにした

朝ドラの主人公です。

(主人公は一応その奥さんなのかな)

 

引き合いに出すのは、

萬平さんのラーメン作りが

「まさにお手本」

の自由研究だからです。

 

ラーメンに限らず、

僕らが普段目にしている「もの」は

ほとんどのものが、誰かが下手したら一生かけて作ったもの。

だからいま「ふつう」にあるんだけれども、

その実感はなかなかないですよね?

 

(みなさんの「iPhone」だってそうなわけです)

 

で、萬平さんがどんな「実験」をしてたかというと、

◆スープづくり◆

◆麺づくり◆

◆お湯で麺をふやかす方法の確立◆

◆麺に味をしみこませる実験◆

◆保存方法の確立(乾燥の実験)◆

◇ここで改めて図書館で勉強◇

◇妻のテンプラ揚げる姿を見て麺を上げることをひらめく◇

◇麺を揚げるとうまいことお湯でふやけることを発見◇

◆揚げ方の実験◆

◆油の温度の実験◆

◆油の種類◆

 

とまだまだ続きます。

(書くのがめんどくさくなっちゃいました)

 

萬平さん、

元々ものづくりがすきなひとで、

寝ても覚めてもラーメンのことばっか考えてて、

丸一日ずーっとラーメン作ってるのも当たり前。徹夜もざらなわけです。

 

と、まぁここまで書くと

「めっちゃ大変やん」

「時間もむちゃくちゃかかるし!」

ってなります。

 

そう、自由研究は、

効率とかスピード感(サクーッとやってる感)とかとは無縁なんです。



無縁なんです!!

MU!E!N!




地道~~~な毎日です。

 

けどけど!!

 

やっぱり

すきなことやってるっていうのと、

「なにかやれば『なにかわかる』」という着実に進んでる感があって

完成に確実に近づいてるのが気持ちいいんだと思います。

というか、その実感は確かにあります。



「とにかく早く正確に」という学びから

「広く深く」の学びに移行しつつあるこのタイミングで、

「ちゃんとやれ」「さっさとやれ」は封印して、

スピード感より、

丁寧にゆっくり、しかし全てを取り込む学びにシフトしていきませんか??






ちなみに、モデルになった安藤百福さん、

 

1年くらいでラーメン作っちゃったらしくてこれめっちゃ早いと思う