【アゲハチョウ記録Vol.18_03】世代を紡ぐ

今日は久しぶりに晴れてますが、

今週は地震に雨にと大変でした。

雨が降ると、アゲハチョウの飛翔もあまり確認されません。

 

でもでも、oranjeでは、

パタパタ…、パタパタ…、パタ!とたくさんとびまわってます。

成虫が20匹、蛹が5匹、幼虫が20匹くらいそれぞれいます。

 

成虫がだいぶと増えたので、虫かごも買い足しました。

 

保護者さんからも「圧巻ですね」と(やや引きながら)言われて、まんざらでもない感じで「そうですね、へへ」と。

 

だいぶ増えたアゲハチョウですが、今年は随分と楽をしています。

 

毎年アゲハチョウは幼虫から集めてそれを成虫に育て上げています。

なので、幼虫を集めるのに例年必死のパッチだったんですが、今年は種から育てたみかんの苗がかなり立派になって、そこに卵をたくさんつけてくれるので奔走しなくてすんでいます。

 

これが案外めっちゃ楽。



で、すっごい当たり前の話ですが、

アゲハチョウは、卵→幼虫(5齢まで)→蛹→成虫と完全変態していきます。

 

ただ、ここで大事なのは成虫になったチョウはただ死を待つだけ、ではないということなんです。




そう、成虫に残された最後のミッションは、

【交尾をし、子孫を残すこと】

です。

 

飼育していると、なんせここが一番難しい。

モンシロチョウだと虫かごの中で勝手にやってくれる(らしい)のですが、

アゲハチョウはそうはいかない。



じゃあどうするか。

 

お手伝いするしかないですね。

 

ということで、”ハンドペアリング”します。

そうです、ハンドでペアリングするんです。

 

これがまた言うは易しするは難しなんです。

本でも勉強して、師匠にも教えを請いましたが、やっぱりやるとなると難しい。

まったくできませんでした。去年までは。



もう一度言います。去年までは。去年までは。(2回言っちゃいました。)

 

 

今年はできちゃいましたー◎

どーーーーーん

 

 

産卵も。

ただ、こっからこれらを孵すのはほぼ初体験なので、これもまた試行錯誤です。

うまく孵ってくれーーー!!